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Channel: 函館山本釣具店
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宮古島に行った時の話

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台風の暇つぶしに書いて公開してみました。
今回の相方は絶対に写真を出すなと言うので写真はかなり削りました。



釣りの好みはそれぞれでルアーが好きな人、投げで呑みながら待つのが好きな人、淡水が好きだったり鮭しかやらないとかね。
遠征も内地に鮎釣りに行く人もいれば、知床に鮭を狙いに行く人、海外にスケとか怪魚を求めて行く人もいますもんね。どうも田中です。


私の場合は今のところ、興味を持ったものはドンドンやってみたい!って感じです。


その中で去年から挑戦した沖縄離島遠征。現実的に海外は厳しいって事もありますが、沖縄の文化、気候、音楽、釣りに魅了され今年も挑戦することにしました。


28年は7月下旬に石垣島パヤオ、詳しくは去年のブログに書いてますが、梅雨明けの台風前を選んだので旅費は1人13万ちょいと船代が1日10万×2日間と私らには贅沢遠征でした。これでもいちばん安い宿ですがね。


29年は宮古島へ!
去年、船長が「5月と6月は黒マグロも釣れるから、その時季においで!」って言ってたのもあるけどこの時期は旅費が安い。
GW明けから6月とか9月だと旅費は6万ちょいと半額、船は安めの船だとぐるナイでお馴染みの有漁丸で1日6万ほど。冬は安いけど寒いからイヤ!

安い宿だけど去年の半額で行けるのです。が、もちろん天候などのリスクも有り雨天観光のみで終わる可能性も大。
まっその時はその時はで楽しむしかないけどねっ!

毎日毎日、天気予報を見て一喜一憂してたけど、調べてみたら沖縄離島の10日間天気予報とかって全然当たらないんですって(笑)


あっ旅費の中には往復の航空券と宿泊費、レンタカーも込みだけどレンタカーの保険代とか飲み食いとかはプラスで掛かります。


今年も北海道ツアーズって旅行会社で予約したけど、すでに4連泊できる宿も無く、5日目に宮古島から那覇に帰る飛行機も無い状況で島では2つの宿の移動宿泊、4日目に那覇に戻り一泊となりました。
因みに函館からだと羽田~那覇~離島と3回飛行機に乗りますよ。


そんで1ヶ月くらい前からぼちぼちと準備を始め、必要な釣具などを用意。
北海道ではあまり使わないエビングの天秤やワーム、去年のようなベタ凪にはならないと予想して重めのポッパー、ジグ類を主に買い足しました。











今年はキャストロッド4本とジギングロッド3本の計7本のロッドをネイチャーボーイズのロッドケース(車のバンパーを再利用したもの)に詰め込みました。
ルアー類はポッパーでMax100グラム、ペンシル系はMax110グラム、ジグはMax300まで用意してみました。
パヤオまで行けないけど船は出れるよ!ってパターンと上手く初日にパヤオで釣れたら2日目はGTとかカンパチなんかもやれるかなって想定で。


あとは一般的な旅行の用意をしてから荷物の総重量を計りました。

これは去年学んだ、飛行機に預けれる荷物は1人20キロまでってやつ!
空港の荷物検査のとこで手間取らないように、事前に重量を計り手荷物(機内)に分散しておくと追加料金が請求されてワイってならないのです(笑)


カメラ、三脚、免許証、保険証、サングラス、旅券なども忘れずに。
ロッドケースはサイズオーバーだけどサーフボードやスキーのようにスポーツ用品として扱ってくれますよ。


遠征準備はこんな感じですかね。


いよいよ出発となりました。
店番明けから直接空港へ向かいます。


空港に到着し早速荷物のあれこれ!普通の人の3倍くらいの時間をかけて搭乗手続き完了。
まずは北海道のビールを飲みます!
ひとつ星をかざした札幌ビール!






札幌クラシックは北海道限定だから、恐らくこれが北海道の味です。3つ星のオリオンビールの味が楽しみですわ。


機内では相方がコンソメスープを頼みます。初めて見たコンソメスープ飲む人(笑)


次の羽田~那覇がいちばん長いフライトです。寝るためには函館~羽田間で寝ないのがオススメです。


蕎麦焼酎雲海と川中美幸を思い出しながら那覇へ!




寿美さんが沖縄は記録的な大雨だよー!と教えてくれますが



晴れとる!イエスっ!

各乗り継ぎでは1時間くらいずつ時間があるので



早速オリオンビールを喰らっておきます。





宮古空港に着いて荷物を受け取り待っているレンタカー屋のバスに乗り込みます。

レンタカーの手続きをして格好いいマーチで今日の宿泊先のホテル共和へ!


すぐに地元の釣具屋




さらに有漁丸のある博愛漁港の場所を確認して1日目の予定が終わりました。




それからは繁華街へ!








さあ帰って釣りの準備するか!


なかなか古い、ただ寝るだけのホテル




8時出航なので6時半起床の予定ですが、時間前に自然と目が覚め空を見上げると




ホテルから出航する上野地区の博愛漁港までは15分程、有名なシギラリゾートの近くです。
http://www.nanseirakuen.com/
食料と大量の飲み物を買って行くので1時間前に出発です。


去年より多い合計9リットルの飲み物を買い7時半頃到着すると、すでに船長が来てました。
THE島人海人の船長でした!すぐに出航しパヤオまで1時間ちょい。
やべーくらいの波と風(涙)わや揺れるから少し速度落としてけねぇがなぁ~と思っていたら、まさかのスピードアップ!転がってあるきました。





田中は揺れがワヤなのでキャビンにいましたが、相方を見るとともでポイズンの布袋状態でした(笑)


浮でも沈みでもパヤオでは小さいカツオとキハダはポコポコ釣れますが大物が出ません。


船長も「1週間前はよく釣れたさぁ!」←多分そう言ってるはず。
船長の言葉はほぼ外国語で2割くらいしか理解出来ません。


結局大きな魚は取れませんでした。船長が「水温が2℃くらい低いから上にはいないさぁ」と言ってました。←多分


帰港後は宮古島屈指の高級リゾートのシギラにある温泉に入りやす!
ここは裸の温泉と水着着用のプールと温泉があり僕らは裸の温泉に入りました。入浴料金は1200円+オリオンビール代です。


そしてホテルに戻って明日の釣りの準備!
リーダーの組み直しをして、上にはキハダはいないようなので5000番をキャストロッドのサブに、6500番をジギングロッドに乗せて翌日の釣行に備えます。
この間にも洗濯乾燥などもこなします。

準備が終わってようやく晩飯、時間は20時過ぎ、うさぎや宮古島店に。
釣りをやると早朝から動きっぱなしでタフな相方の食欲が落ちるほどです。


うさぎやでは三線ライブを聞きながら、オリオンに泡盛を飲み宮古島牛料理を食べまくります。
三線の花、オジー自慢のオリオンビールなどを聞き、さらには相方のゴリラ踊りも最高でした!!





踊りを披露したのは、中学生の学校祭でパラパラをやって以来15年ぶりくらいです!
(相方談)


ライブ後は相方が三線を習い海の声を演奏、田中が歌うという奇跡(笑)さらに隣の席の福岡からのカップルと話が弾み相席で一緒に飲むことに。


このカップルも釣りの予約をしていたそうですが、時化で中止になったとか。
この福岡美人にお願いして「好いとーと!」言ってもらいました(笑)
博多弁めんけぇなぁ~


閉店の0時までうさぎやで飲みホテルへ帰り就寝。
長い1日が終わりました。


それでは釣り2日目へ!


相方がガッツリ沖縄ジャンキーになりました(笑)


昨日より早い7時出航なので5時半に起床し6時半に到着、今日もすでに船長が来てました。
2日目とも船に着いたとき船長の姿が見せません…2日とも船で糞してました←多分


今日は波風が少しおさまり昨日からみたらベタ凪みたいもん。それでも白波がたちボッコンボッコンしてます。


相変わらずのんびりした滑り出しで船長が「魚いないさぁ」←多分
まあ昨日から劇的に変わるとも思えなかったので想定の範囲内。


船長はパラシュート仕掛けを落とし20キロぐらいのを2本、同時に田中のエビにも魚が!!


少し巻いてから、あんまおっきくねえけど相方にやってみ!と6500番(6ー400巻)を乗せてあるロッドを渡すといきなり50メートルくらい走ります。
おっ!と見ているとまた勢いよく走りだし、残りライン20くらいまで出されようやくストップ!
ドラッグから煙が出てきたので水で冷やしながら巻き上げ始めて間もなく…ばらしてしまいました(涙)
去年とは比にならない出方をしてたんで期待したんですがねぇ。


その後は見せ場なく終了、残念釣行でした。

それでも波風は徐々におさまり沖縄らしい青い海が見れました。








帰りはシギラの水着の方の温泉とプールに入りました。うだでなリゾート感で浮マットに乗りながら温泉に入り、やけどした体を癒しホテルへ帰りました。
今日は共和からピースアイランドに移動、約1時間かけて後始末





晩飯に行けたのが20時半頃、ステーキのビックリ大将へ


二人で肉720グラム、米2合ずつくらい食べてホテルのある西里に戻りました。
車を置いてからまた飲みに出発!





23時くらいまで飲んで体力の限界…と火傷の後遺症でホテルに戻りました。


今日も早朝から動きっぱなしの長い1日でした。
残り2日だけど1日は移動日ですので明日は島を巡ってみたいと思います。


翌日!


パヤオに2日間行って船長と意志疎通が出来ない(笑)&海況も劇的に回復はしないだろう。ということでパヤオ3日目はやめて島巡りをすることにしたオジサン二人は7時起床で池間島を目指します。


出発してすぐに有名な砂山ビーチ













歩いて5分程で到着、海きれーい!


そしてすぐ池間島に到着




そこから南下して雪塩製作所、海中公園に寄り












次は伊良部島と下地島へ!
下地島でメガネとシュノーケルを何だかストアで2100円で買い、中の島ビーチで適当に泳いでみると、魚わや!普通のそこら辺の浜なのに…



















なぜかクマノミだけは相方の手にチュッとするのですが、他のは相方が来ると魚は一目散に逃げるのです!
海獣来たようなもんだもな。ただ、肌色ぽい魚に関しては足をかじってくる(笑)
なんなんだべなぁ。





しばらく泳いで最後の来間島へ!もはや橋も島も同じに見えます(笑)
橋の上からわらさんどがエギングでイカを狙ってました。


帰りにさんぱり果樹園に寄り宮古島遠征も終わりになりました。





何するんでもゼンコかかるけど、しゃあねえすね。

宮古島に別れを告げてトラベルレンタカーへ車を返して宮古島空港へ送ってもらい那覇へ向かいました。


那覇に一泊して明日は函館に(涙)
最後の沖縄ナイトを楽しむ予定!


が、田中の身体に異変が起きます。肩、胸、背中の上が針を刺されたような激痛に襲われます。
那覇空港の混雑と渋滞がメンタルも痛めつけてきやがります(涙)


激痛のまま、すぐにスカイレンタカーで車を借りて東横インにチェックイン、急いで水を浴びて冷やしたり氷で冷やしたり、アロエジェルを塗りますが全くおさまらない(涙)


ほんの少しおさまった所で国際通りの三線ライブの居酒屋に。
ここはもう行く事無いかな…


それからは松山?若狭?つじ?一帯にも行かずにホテルの近くで飯を食い、ホテルでオリオンにしました。


この時点でも激痛はおさまらず、結局良くなってきたのは朝の5時…とても眠れるレベルじゃない痛みでした!
初めての体験でしたが、今後はちゃんと紫外線対策もしないとダメっすね。


最終日はどうなることか。


朝です。やいやガッツリ寝不足です。


日焼けの激痛が大分良くなって来たけども、今度は痒みと皮剥けが始まりました(涙)


今日はお土産を買って帰る予定でしたが、近場の首里城へ行ってみます。
それにしても那覇は都会過ぎて島感無いですね。














どんどん登り本丸へ行くと





塗装工事中!
なんだか那覇に来てから上手くいかないなぁ。


それからお土産屋を巡って宮古島遠征の全日程が終了しました。


もし次に行く事があれば、もっと早くに予約をして宿移動と全日那覇移動はしなくていいようにしないとダメだな。
あとは行く島の方言を勉強して船長ときちんとコミュニケーション取れるようにしないと。船長は時間も延長してくれたし、なんとか釣らせたいと頑張ってくれたんですがね。


それでも楽しみまくって無事に帰ってきました!

やっぱり暑い時期に行くのは楽しいし、大物を狙うってのもいいもんです。
次は四人くらいで行きたいものです。


番外編


「たんでぃがぁーたんでぃ」で、「ありがとう」って意味ですって!


こんなの英単語覚えるようなもんですよね!


まずは…三線ライブの店で演奏されてた曲

オジー自慢のオリオンビール

三線の花

海の声

てぃんさぐの花



安里屋ゆんた

島人の宝

ゆいまーる

まだあったけど思い出せるのこんなもんですかね!

次はカメラの話です。

船に持って行くので一眼は厳しいので、防水のコンデジという選択になり今年もオリンパスのTG4を使いました。

ハウジングなしで水深15メートルまでオッケーで、しかもF2,0のレンズ!
一眼でF2レンズ買うったらゆるぐないすよね。

今回撮った写真のほとんどがF2で撮影してます。朝も夜も室内もすべてフラッシュなしです。
価格も手頃でスマホにWi-Fiで送れるのでパソコンを通さずグループラインにチロリロリンです。
用途で色々なカメラの選択肢はあるけどタフなコンディションで使う人にはオススメですよ!


次は紫外線対策の話です。
上下長いインナーは用意して行ってるんですが、日に当たりたくなって着た試しが無い私。
楽しい気分になるから夏の暑い時期に遠征をしてるってのもあるのでついつい脱いで遊んでしまうのですが、やり過ぎるとこうなります。





もちろん頭の皮もベロベロ剥けます!自分の限界に合わせて日焼け対策をするべきだと反省しました。


最後は質問にあった遠征費の話です。
旅券はYahoo旅行から国内ツアーを検索して一番安いやつ!
今回は最安値の宿が満室の日があったのと、最終日の那覇行きの飛行機が無かった為に4日目に那覇泊になったので少し高くなってしまい、一人6万5000円ほど。
函館空港から出発の割増込みです。

それに船のチャーターが5万5000円とパヤオ使用料3000円で合計5万8000円×2日間

魚の輸送費が2箱で1万1000円でした。石垣ではゆうパックで中1日か2日かかるから小さい魚は送ってもダメだよ!って言われたのですが宮古では15時までに出せば翌日到着なのです。
石垣の感覚でデカイのだけと思っていたので送る?と聞かれ時に、送ると答えたら8箱にもなり4万4000円ですって!
全部送るんかい!!6箱分は運送屋にあげるからキャンセルしてもらいました(笑)


他は昼夜の飯代と飲み代とお土産とやるならアクティビティ代などですかね。
今回も潜りたかったけど、4日目に飛行機に乗るので潜れない。なので、シュノーケルとメガネ代、果樹園の入場料などです。
細かいとこだとレンタカーの保険代、通りがかった刺身屋の魚代、温泉代、軟膏代、コインランドリー代、現地でオススメのジグ代などです。


一人15万~くらいだと思いますよ。旅券の高い時期やチャーター料が高い船だとその分高くなりますが、4人くらいで行けると船代は割れますよ。


旅行会社も船も色々あるので、もっと安い方法はありそうですね。


次はいつどこに行こうかな。


それでは皆さんの暇つぶしに。


店員 田中




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